2016年7月31日日曜日

平成29年度 法科大学院 入試日程 1月~3月


前2回の続きで
法科大学院入学試験日程
1月~3月 を掲載します。

各法科大学院入試の詳細については
前回と同様に
法科大学院協会Webサイト
法科大学院リンク を掲載しますので
そちらを,ご覧ください。

◇ 法科大学院協会 - 法科大学院リンク
http://lskyokai.jp/link.html


法科大学院入学試験日程 1月~3月
( 調査日:7月29日 )



琉球乙方式2次審査及び
最終審査合格発表は随時行う
( 7月29日 現在 )


青色は 「 入試日 」
紫色は 「 合格発表日 」

1月
第1週
7日(土)

<入試日>
南山C(未修・既修)

8日(日)
<入試日>
駒沢3期(未修・既修),南山C(未修・既修)


第2週
12日(木)

<発表日>
駒沢3期(未修・既修)

13日(金)
<発表日>
南山C(未修・既修)

14日(土)
<入試日>
早稲田冬(既修),広島C一般(既修)

15日(日)
<入試日>
上智C(未修・既修),桐蔭3回(未修),広島C一般・AO(未修)


第3週
18日(水)

<発表日>
琉球乙 適性4部利用(未修)

19日(木)
<発表日>
早稲田冬(既修)

20日(金)
<発表日>
桐蔭3回(未修)

21日(土)
<入試日>
愛知D一般(未修・既修)・特別(未修),岡山C(既修)

22日(日)
<入試日>
関西B(既修),岡山C(未修)


第4週
26日(木)

<発表日>
上智C(未修・既修)

27日(金)
<発表日>
関西B(既修),広島C(未修・既修)

28日(土)
<入試日>
青山学院4期(未修),横浜国立B(未修・既修),福岡B(未修・既修)

29日(日)
<入試日>
青山学院4期(既修),法政4期(未修・既修),同志社後期(未修・既修)


第5週
30月(月)

<発表日>
愛知D一般(未修・既修)・特別(未修)


2月
第1週
2日(木)

<発表日>
青山学院4期(未修・既修)

3日(金)
<発表日>
岡山C(未修・既修)

4日(土)
<入試日>
駒沢4期(未修・既修),立命館後期A・C(未修)・B・D・E(既修)

5日(日)
<入試日>
立命館後期B・D・E(既修)


第2週
9日(木)

<発表日>
駒沢4期(未修・既修),法政4期(未修・既修)

10日(金)
<発表日>
同志社後期(未修・既修),福岡B(未修・既修)

11日(土)
<入試日>
創価B(未修・既修),関西学院C(既修),西南学院2月(既修)

12日(日)
<入試日>
関西学院C(未修),西南学院2月(未修)


第3週
15日(水)

<発表日>
琉球乙 適性4部利用(未修)

17日(金)
<発表日>
立命館後期A・C(未修)・B・D・E(既修)

18日(土)
<入試日>
金沢D(未修・既修),甲南後期(未修・既修)

19日(日)
<入試日>
立教C特待生(既修)・一般(未修・既修),甲南後期(未修・既修)


第4週
20日(月)

<発表日>
横浜国立B(未修・既修),関西学院C(未修・既修)

21日(火)
<発表日>
創価B(未修・既修)

22日(水)
<発表日>
西南学院2月(未修・既修)

25日(土)
<入試日>
近畿D(既修),北海学園C(未修)

26日(日)
<入試日>
近畿D(未修),北海学園C(既修)


第5週
28日(火)

<発表日>
立教C特待生(既修)・一般(未修・既修),甲南後期(未修・既修)


3月
第1週
2日(木)

<発表日>
金沢D(未修・既修)

4日(土)
<入試日>
専修4期(既修)

5日(日)
<入試日>
専修4期(未修)


第2週
6日(月)

<発表日>
近畿D(未修・既修)

7日(火)
<発表日>
北海学園C(未修・既修)

10日(金)
<発表日>
専修4期(未修・既修),関西C一般(未修【適性4部利用】)

11日(土)
<入試日>
桐蔭4回(未修)

第3週
15日(水)

<発表日>
桐蔭4回(未修)



以上

読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月30日土曜日

平成29年度 法科大学院 入試日程 10月~12月


前回の続きで
法科大学院入学試験日程
10月~12月
を掲載します。

詳細については
各法科大学院のWebサイトで
確認してください。

なお
法科大学院協会のWebサイト には
各法科大学院へのリンク集

ありますので
検索に便利です。

◇ 法科大学院協会 - 法科大学院リンク
http://lskyokai.jp/link.html


法科大学院入学試験日程 10月~12月
( 調査日:7月29日 )



大阪市立は合格発表日は未発表
( 7月29日 現在 )


参考として
大阪市立の
昨年度( 平成28年度 )入試は
試験日
12月5(土)  2次既修
12月6(日)  2次既修・未修

発表日
12月18(金) 2次未修・既修



琉球乙方式2次審査及び
最終審査合格発表は随時行う
( 7月29日 現在 )


青色は 「 入試日 」
紫色は 「 合格発表日 」

10月
第2週
4日(火)

<発表日>
西南学院適性第4部利用(未修)

6日(木)
<発表日>
法政2期(未修・既修)

7日(金)
<発表日>
千葉特別最終(既修),京都特別(未修)


第3週
12日(水)

<発表日>
琉球乙 適性4部利用(未修)

14日(金)
<発表日>
千葉(書類審査)

15日(土)
<入試日>
金沢B(未修・既修),福岡S(未修)

<発表日>
筑波筆記(未修・既修)

16日(日)
<入試日>
明治2期(未修・既修)


第4週
17日(月)

<発表日>
首都大(書類審査)

18日(火)
<発表日>
広島B(書類審査)

20日(木)
<発表日>
名古屋(書類審査),九州(書類審査)

21日(金)
<発表日>
東北後期(書類審査)

22日(土)
<入試日>
青山学院2期(未修),桐蔭2回(未修),近畿B(既修),琉球甲B(既修),北海学園B(未修)

23日(日)
<入試日>
筑波口述(未修・既修),法政3期(未修・既修),日本2期(未修・既修),近畿B(未修),琉球甲B(未修),
北海学園B(既修)


第5週
25日(火)

<発表日>
大阪(特別選抜)

26日(水)
<発表日>
福岡S(未修)

27日(木)
<発表日>
青山学院2期(未修),金沢B(未修・既修)

28日(金)
<発表日>
桐蔭2回(未修),北海道(書類審査)

29日(土)
<入試日>
首都大筆記(未修・既修),愛知C一般(未修・既修)・特別(未修),名古屋(既修),広島B一般(既修)

30日(日)
<入試日>
千葉2次(未修・既修),名古屋(未修),広島B一般・AO(未修)


第6週
31日(月)

<発表日>
明治2期(未修・既修)


11月
第1週
3日(木)

<発表日>
法政3期(未修・既修)

4日(金)
<発表日>
日本2期(未修・既修),京都(書類審査),近畿B(未修・既修),琉球甲B(未修・既修),
北海学園B(未修・既修)

5日(土)
<入試日>
横浜国立(A既修) ,大阪(既修),九州(未修)

<発表日>
筑波最終(未修・既修)

6日(日)
<入試日>
横浜国立(A未修), 大阪(未修),九州(既修)

第2週
7日(月)

<発表日>
愛知C一般(未修・既修)・特別(未修)

8日(火)
<発表日>
東京(書類審査),神戸(書類審査)

9日(水)
<発表日>
首都大筆記(未修・既修)

11日(金)
<発表日>
一橋(書類審査) ,千葉2次(未修・既修),近畿B(未修・既修),広島B(未修・既修)

12日(土)
<入試日>
東北後期2次(既修)

13日(日)
<入試日>
駒沢2期(未修・既修),東北後期2次(未修)

第3週
16日(水)

<発表日>
駒沢2期(未修・既修),琉球乙 適性4部利用(未修)

18日(金)
<発表日>
横浜国立A(未修・既修),名古屋(未修・既修)

19日(土)
<入試日>
東京(未修・既修),一橋一般2次(未修・既修) ,北海道(未修),京都(未修・既修),岡山B(既修)

20日(日)
<入試日>
北海道(既修),京都(既修),岡山B(未修)


第4週
26日(土)

<入試日>
青山学院3期般(未修),首都大口述(未修・既修),神戸(既修)

27日(日)
<入試日>
法政早期卒業者(未修・既修) ,千葉3次(未修・既修),神戸(未修)


第5週
30日(水)

<発表日>
岡山B(未修・既修)


12月
第1週
1日(木)

<発表日>
青山学院3期(未修)

3日(土)
<入試日>
横浜国立S2(未修),金沢C(未修・既修),大阪市立(既修)

4日(日)
<入試日>
立教B特待生(既修)・一般(未修・既修),大阪市立(未修・既修)


第2週
5日(月)

<発表日>
千葉一般最終(未修・既修)

6日(火)
<発表日>
大阪(未修・既修)

7日(水)
<発表日>
首都大最終(未修・既修),一橋2次(未修・既修)

8日(木)
<発表日>
法政早期卒業者(未修・既修)

9日(金)
<発表日>
東京(未修・既修)

10日(土)
<入試日>
専修3期(既修),一橋3次(未修),近畿C(未修)

11日(日)
<入試日>
専修2期(未修),日本3期(未修・既修),一橋3次(既修),近畿C(既修)


第3週
13日(火)

<発表日>
立教B特待生(既修)・一般(未修・既修),東北後期2次(未修・既修)

14日(水)
<発表日>
九州(未修・既修),琉球乙 適性4部利用(未修)

15日(木)
<発表日>
早稲田冬(書類審査),金沢C(未修・既修)

16日(金)
<発表日>
専修3期(未修・既修),一橋3次(未修・既修),横浜国立S2(未修),北海道(未修・既修),
京都(未修・既修),神戸(未修・既修)

18日(日)
<入試日>
琉球甲C(未修)


第4週
20日(火)

<発表日>
日本3期(未修・既修)

21日(水)
<発表日>
近畿C(未修・既修)


第5週
27日(火)

<発表日>
広島C(書類審査)

28日(水)
<発表日>
琉球甲C(未修)



1月~3月の入試日程は
次回につづきます。



読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月29日金曜日

平成29年度 法科大学院入試日程 7月~9月


法科大学院入学試験は
既に始まっていますが
7月29現在までに
公表されている。

入試日程( 入試日と合格日 )
まとめてみました。

ボリュームが多すぎるので
今回は,
7月~9月 まで掲載
しました。
10月以降の入試日程は
次回以降掲載します。

詳細については
各法科大学院のWebサイトを
ご覧ください。
既に
願書提出日を過ぎている
試験もありますので
お気を付け下さい。


法科大学院のWebサイトを
探す場合は
Googleなどの検索エンジンで
“ △△法科大学院 □ 入試 ”
( □はスペース ) 等の
キーワードで探すのも結構ですが

法科大学院協会や
司法試験予備校のサイトで,
各法科大学院サイトのリンクが
まとめられているので
こちらを利用すると便利です。

① 法科大学院協会 - 法科大学院リンク
http://lskyokai.jp/link.html
法科大学院協会ホーム
> リンク

② 伊藤塾 - 最新入試情報と法科大学院リンク集
http://www.itojuku.co.jp/shiken/hoka/about/link/index.html#li
伊藤塾トップ
> 資格・試験一覧
> 法科大学院(ロースクール)
> 法科大学院の基本情報
> 最新入試情報と法科大学院リンク集

③ 辰已法律研究所 - 法科大学院情報
http://www.tatsumi.co.jp/houka/jyouhou.html
ホーム
> 法科大学院
> 法科大学院情報

また
法科大学院全国統一適性試験
および
法学既修者試験
に関する情報は

▼ 公益財団法人 日弁連法務研究財団 の Webサイト
https://www.jlf.or.jp/index.php
で確認することができます。
ただし
今年実施された試験は
終了しています。


④ 法科大学院全国統一適性試験 - 公益財団法人 日弁連法務研究財団
https://www.jlf.or.jp/jlsat/index.shtml

⑤ 法学検定 既修者試験 - 公益財団法人 日弁連法務研究財団
https://www.jlf.or.jp/hogaku/index.shtml



法科大学院入学試験日程 7月~9月
( 調査日:7月29日 )



琉球乙方式2次審査及び
最終審査合格発表は随時行う
( 7月29日 現在 )


青色は 「 入試日 」
紫色は 「 合格発表日 」


7月
第1週
3日(金)
<入試日>
立教早期特待生(既修)・一般(未修・既修)


第3週
17日(日)
<試験日>
法学検定試験委員会 法学既修者試験

11日(月)
<公表日>
全国統一適性試験


第4週
23日(土)
<入試日>
法政特待生(未修),南山A(既修),近畿A(未修)

24日(日)
<入試日>
青山学院特別,学習院A(既修),法政特待生(既修),南山A(未修・既修),近畿A(既修)


第5週
26日(火)
<発表日>
創価S1次(書類審査)

28日(木)
<発表日>
青山学院特別,南山A(未修・既修)

30日(土)
<入試日>
専修1期(既修),愛知A一般(未修・既修)・特別(未修),関西S(既修),関西学院A(既修)

31日(日)
<入試日>
駒沢1期A(未修・既修),専修1期(未修),関西S(未修),関西学院A(未修)


8月
第1週
2日(火)
<発表日>
学習院A(既修)

3日(水)
<入試日>
駒沢1期B(未修・既修)

<発表日>
立教早期特待生(既修)・一般(未修・既修),近畿A(未修・既修)

5日(金)
<発表日>
駒沢1期(未修・既修),専修1期(未修・既修),東北前期(書類審査),関西S(未修・既修)

6日(土)
<入試日>
上智A1次(未修・既修),創価S2次(既修),法政1期(未修),明治1期一般(未修・既修)・社会人(未修)

7日(日)
<入試日>
法政1期(既修),立命館前期A(未修)・B(既修)


第2週
8日(月)

<発表日>
愛知A一般(未修・既修)・特別(未修),関西学院A(未修・既修)

9日(火)
<発表日>
広島A(書類審査)

12日(金)
<発表日>
法政特待生(未修・既修)


第3週
20日(土)
<入試日>
中央(既修),金沢A(未修・既修),甲南前期(未修・既修)

21日(日)
<入試日>
東北前期2次一般(既修)・特別(未修),甲南前期(未修・既修)


第4週
22日(月)
<発表日>
上智A1次(未修・既修)

23日(火)
<発表日>
創価S2次(既修),法政1期(未修),明治1期一般(未修・既修)・社会人(未修)

24(水)
<発表日>
法政1期(未修・既修)

26日(金)
<発表日>
立命館前期A(未修)・B(既修)

27日(土)
<入試日>
青山学院1期(未修),桐蔭1回(未修),早稲田夏(既修),愛知B一般(未修・既修)・特別(未修),
南山B(未修・既修),同志社前期(未修・既修),広島A一般(既修),西南学院8月(既修),
琉球甲A(既修),北海学園A(未修)

28日(日)
<入試日>
青山学院1期(既修1次),早稲田夏(未修・既修),南山B(未修・既修),広島A一般・AO(未修),
西南学院8月(未修),琉球甲A(既修),北海学園A(既修)


第5週
30日(火)

<発表日>
甲南前期(未修・既修)


9月
第1週
1日(木)
<入試日>
立教A特待生(既修)・一般(未修・既修)

<発表日>金沢A(未修・既修)
3日(土)
<入試日>
慶應義塾(未修),上智B1次(未修・既修),関西A(既修), 立命館前期A・C(未修)・B・D(既修),
岡山A(既修),福岡A(未修・既修)

<発表日>
中央(未修【適性4部利用】・既修)

4日(日)
<入試日>
学習院B(未修・既修),慶應義塾(既修),日本1期(未修・既修),関西A(未修),
立命館前期B・D(既修),岡山A(未修)


第2週
5日(月)
<発表日>
愛知B一般(未修・既修)・特別(未修)

7日(水)
<発表日>
南山B(未修・既修),北海学園A(未修・既修)

8日(木)
<発表日>
青山学院1期(未修・既修1次)

9日(金)
<発表日>
上智B1次(未修・既修),桐蔭1回(未修),一橋特別(書類審査),京都未修者特別(書類審査),
関西A(未修・既修),広島A(未修・既修),西南学院8月(未修・既修)

10日(土)
<発表日>
筑波(書類審査)


第3週
12日(月)
<発表日>
立教A特待生(既修)・一般(未修・既修),千葉特別(既修)

13日(火)
<発表日>
慶應義塾(未修・既修)

14日(水)
<発表日>
琉球乙 適性4部利用(未修)

15日(木)
<発表日>
早稲田夏(未修・既修),琉球甲A(未修・既修)

16日(金)
<発表日>
学習院B(未修・既修),専修2期(未修・既修),日本1期(未修・既修),横浜国立S1(未修),
関西学院B(未修・既修),同志社前期(未修・既修),立命館前期A・C(未修)・B・D(既修),
岡山A(未修・既修),福岡A(未修・既修)


第4週
21日(水)
<発表日>
東北前期2次一般(既修)・特別(未修)

22日(木)
<入試日>
筑波筆記(既修)

23日(金)
<発表日>
一橋特別(2次)

24日(土)
<入試日>
西南学院社会人・他学部出身(未修)

25日(日)
<入試日>
法政2期(未修・既修),千葉特別2次(既修)


第5週
27日(火)
<発表日>
創価A(未修・既修)

28日(水)
<発表日>
西南学院社会人・他学部出身(未修)

29日(木)
<発表日>
青山学院1期(既修2次),上智A・B最終(未修・既修)



10月~12月の入試日程は
次回につづきます。



読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月28日木曜日

法科大学院の学生募集停止


ピーク時の 法科大学院数 が
74校 あったのに対し,


今年度より

成蹊大学法科大学院

2015年12月24日公表
成蹊大学大学院法務研究科
(法科大学院)の
学生募集停止について。


http://new.seikei.ac.jp/university/topics/20151224.pdf

および

名城大学法科大学院

2016年3月11日公表
名城大学大学院法務研究科
(法科大学院)の
学生募集停止について。


http://www.meijo-u.ac.jp/academics/law_school/news/detail.html?id=HxDmNM

の2校が
学生募集停止を公表 しました。

今年度の学生募集を行っている
法科大学院は 43校
です。

また
北海学園大学法科大学院
2018年度(平成30年度)より
学生募集停止を公表
しています。

2016年6月1日公表
北海学園大学大学院法務研究科
(法科大学院)の
平成30年度以降学生募集停止について。


http://ls.hgu.jp/news/archives/2016/06/01-092342.html

よって
来年度の募集校は 42校以下
なります。


以上は
平成28年7月28日 現在 までに
公表されている情報です。


次回は
法科大学院入試日程
7月~9月 分

記します。


読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月16日土曜日

技の継承と信頼関係


法律事務所 相撲部屋
プロ野球チーム にみる 技の継承

今回は
親方と弟子における技の継承について
考えたいと思います。

司法試験に合格し
二回試験を通過すると
弁護士志望の方は
通常
各法律事務所に就職すると
思います。

最近は
就職難もあってか
即独(即独立)も多いと
聞きますが・・・。


まず
法律事務所の戦略・戦術 について
こんな記述があります。

井関浩ほか 「 訴訟準備と審理のあり方(座談会) - 裁判官・弁護士の複眼的アプローチ 」
小島武司ほか 『 民事実務読本 1 』 192頁 ( 東京布井出版,第2版,1992 )

において
『 言いたいことを裁判所に言わせる戦術 』
の中の記述です。

少し長いので
要約いたします。

座談会の出席者である
井関 浩 弁護士
(元東京地裁判事・法務省官房参事官)
の発言
です。

※ ( )内は
他の出席者の発言の
要旨を加えたものです。

『 僕が判事補のころ
岩田事務所が出してくる準備書面
裁判所が確認したがる
何か,裁判所が
ものを言いたくなるような
真っ向から来ない
( 言いたいことを裁判官に言わせてしまう )
形の書面を最初に出してくる。


それで
「 裁判所はそうお考えですか 」て
涼しい顔して帰っちゃう。

その後,溝呂木 弁護士と
一緒にする仕事があったので
その話をすると笑われた。

( 全てのケースを
そのようにしてくるという
わけではないが )
こういう
用意周到に網にかける
老獪な準備書面は
ひとつの訴訟技術で
事務所の戦略

だと思う。』

この本の初版は
1988年で少し古いのですが
この座眼会は
リアルで面白いです。

この発言で
くみ取れるのは
岩田事務所
( 現在の岩田合同事務所 )
のような一流の事務所は
事務所の戦略があり
「 老獪な準備書面 」
表現されるように
訴訟術などの
その事務所の技が伝授されている

ということです。

案件により
戦略・戦術も
変えているでしょうから
それはそれで
別の奥義があるのでしょう。

また
弁護士に限らず
ビジネスマンも同様ですが
人の顔をみるという洞察力にも
優れていなければなりませんし
言い方は悪いですが
狐狸のような狡智も
なければなりません。

おそらく
若い弁護士は
海千山千の先輩弁護士から
秘伝の技を伝授され
場数を踏んで
育っていくことと思います。


話しは変わりますが

一流弁護士の
巧妙に繰り出される技の切れと
相手によって取り口を変えてくる
老獪さ

現在でいうならば
安美錦相撲 のようです。

安美錦 の所属する伊勢ヶ濱部屋の
親方は元・横綱の 旭富士 です。
安美錦 の出す
鮮やかな 「出し投げ」
旭富士 の現役時代を彷彿とさせます。
旭富士 の師匠は
前・大島親方で
元・大関の 「 相撲博士 」 旭國
です。

旭國 が大島親方だった当時は
旭富士 のほかに,旭道山旭豊 もいて
彼らからも
絶妙な 「出し投げ」
「肩透かし」 が繰り出されました。
記憶が薄れていますが
たしか
あんこ型で押し相撲の
旭豪山 からでさえも
ときどき
絶妙な「肩透かし」
出ていたような気がします。

当時の大島勢が
これらの技を結構使っていて
伝統芸といえるほど
その切れとタイミングは
ピカイチだったことを覚えています。

おそらく
旭國 直伝の技
だったのではないでしょうか。

それが
高弟,旭富士 らに受け継がれ
さらに孫弟子の
安美錦 らに
受け継がれてきているの
だろうと思います。

また
「肩透かし」
「出し投げ」 のほかに
気になっていたのは

大島勢は,旭道山旭天鵬
見られるように
「足袋」 をよく履いていた気がします。

これも
旭國 秘伝の策
だったのかなと思っています。


相撲以外のところでは
プロ野球 でも

野村克也 監督が
キャッチャー 古田敦也
森祇晶 監督が
キャッチャー 伊東勤
広岡達朗 監督が
ショート 石毛宏典 を育て
技が伝授され
名プレイヤーたちを生みました。

また
名プレイヤー個人を育てるだけでなく
野村監督や広岡・森監督時代の
優勝経験のある選手たちが
引退後も各チームで
監督やコーチとして
重用されていたことは
記憶に新しいところです。

つまり
勝つための戦略・戦術や
チームのマネジメント を学んだ

選手たちへ
遺伝子が受け継がれていった
ということです。

この三氏が書いた
管理術や育成術を本は
当時
ビジネスにも通じるということで
話題になりましたが
私が参考になったのは
広岡 氏 の本で
今あらためて読んでも
なるほどと思うところがあります。

自著のものと
ジャーナリストによって
書かれたものとがありますが

自著のものでは
『 勝者の方程式 』
『 監督論 -「人は育つ」ことを選手に教えられた 』

ジャーナリストのものは
『 広岡野球の戦略 』
オススメです。

広岡 氏 が,
『 平成日本のよふけ 』
( フジテレビ系列 24:55 ~ 25:25 2001.1.29,2.5 放送 ) や
『 私の履歴書 14 』
( 日本経済新聞,2010.8.15 朝刊 )
などで
よく述べられるエピソードがあります。

広島カープのコーチ時代
根本陸夫 監督 から
苑田聡彦 選手
内野手として育てろ
との命が下されたが

苑田選手のプレーを見て
内野手としては上達しないと
監督に報告したところ

「 これは契約だからやるように。
責任は俺がもつ。」

と言われたそうです。

その後も
苑田 選手 と試行錯誤して
練習を続けていたところ
苑田 選手 が急成長しました。

広岡 氏
広島のコーチ時代
この経験から
「 人は必ず育つ。
能力に大差はない
ただ伸び悩んでいる者は
答えを出すのが遅いだけ。
それを一緒に探してやるのが
コーチの役目。」

という
哲学を広島で得た
述べていました。

至言です。
この言葉は
野球だけに留まらず
他の仕事にもあてはまることと思い
参考になりました。

また
このエピソードの中で
根本 監督
「 責任は俺がもつ。」
との言葉です。
上司のこの言葉で
部下はかなり楽になると思います。

やはり
監督,コーチ,選手,その他スタッフの
信頼があったので
後の西武やソフトバンクの
「 勝てる組織 」
つくることが
できたのだと思います。

根本陸夫 氏のみに
焦点を当てて書かれた著書では
『 球界地図を変えた男 根本陸夫 』
オススメです。


これらを見ていくと

伝統の技は
軽々に教えることはできません。

まず
入ってきた部下や弟子を
何年かかけて
じっくりと見定めて
その人の
人柄や成長,やる気などを
確かめてから

信頼関係ができたところで

「 こいつなら教えてもいいや 」

ということになるのだと思います。

どの社会でも
信頼関係があって こそ
「 技の継承 」
あるのだと思います。


それでは最後に
今回ご案内した本をご紹介します。

民事実務読本〈1〉相談・訴訟準備 (民事実務手続シリーズ) / 東京布井出版

監督論 -「人は育つ」ことを選手に教えられた / 集英社インターナショナル

勝者の方程式 (講談社文庫) / 講談社

広岡野球の戦略 - 壁を突き破るニューリーダーの条件 (Mypal books) / 芳文社

球界地図を変えた男 根本陸夫 (日経ビジネス人文庫) / 日本経済新聞社


以上

読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月10日日曜日

思考法としての抽象のハシゴ


前回は
アルフレッド・コージブスキー
『 一般意味論 』 における
格言について考えてみました。

この理論は,弟子である
S. I. ハヤカワ
( サミュエル・イチエ・ハヤカワ )

の著書
『 思考と行動における言語 』
により,啓蒙され
『 一般意味論 』
古典的名著になっています。

私が法律を学び
社会に出てから
この本を読んだとき
裁判,交渉,文書作成から
ビジネスおける
マーケティングやアイデア
さらには
日常のコミュニケーションに
至るまで
ほとんどが
この考え方に基づいて
思考しているのだと気づきました。


この本で
よく引き合いに出される
参考例として
『 抽象のハシゴ 』 があります。

これは
われわれが
あるモノを対象として
捉えて思考するとき
その対象を抽象化や具体化
することができます。

例えば
『 アツ 』 君という
男の子がいるとします。
この 『 アツ 』 君を抽象化する
『 少年 』 です
さらに
『 人 』 でもあり
将来を担う 『 資産 』
ともいえます。
もっと抽象化するならば
『 未来 』『 夢 』
ともいえます。

反対に
『 アツ 』 君を具体化 すれば
言葉にできない
われわれの
経験や知覚で感じとった対象 です。
さらに具体化すれば
遺伝子や細胞 レベルの対象 です。

これらの具体化,抽象化のレベルを
ハシゴに当てはめると
このように表現できます。



3段目から上が,言語レベルで
学問領域でいうならば
人文・社会系の学問領域です。

2段目が,知覚レベルで
認知科学などの学問領域です。

1段目が,原子レベルで
医学や生化学,物理学などの
自然科学系の学問領域です。


図書館学に通じている方ならば
シソーラス基本件名標目表
イメージできるのでは
ないでしょうか。
もっとも
これらの目的は
検索の効率化なので
対象は言語で表現できる
類語や関連語などの範囲に
限定されます。

シソーラス基本件名標目表
無料Webサイト がありますので
ご案内します。

シソーラス基本件名標目表
検索だけでなく
発想のきっかけをつくるときや
言葉の言い換えにも
役立ちます。


◆ シソーラス
① Weblio類語辞典
http://thesaurus.weblio.jp/

② 連想類語辞典 日本語シソーラス
http://renso-ruigo.com/

◆ 基本件名標目表
① 基本件名標目表 (BSH: Basic Subject Headings) トピックマップ
http://topicmaps-space.jp/bsh1/


ビジネスなどで活用される
ブレーンストーミング
KJ 法 などの発想法も
この抽象のハシゴの仕組みと
似ています。

『 抽象のハシゴ 』
一本だけではありません
ジャングルの木のように
何本もあるのです。
また
ハシゴの段は8段である必要はなく
さらに細分化してもかまいません。

そのハシゴを上に登り
抽象化した言葉から
同じ言葉のあるハシゴに飛び移り
そのハシゴを昇降し
さらに飛び移ったりして
横と縦の運動を繰り返すことで
発想は広がります。

どうでしょうか
ブレーンストーミング
KJ 法 の構造と似ていますよね。


法律の思考 においても
法律は抽象的
さらに上位の段階である憲法は
もっと抽象的

書かれていますので
様々な意味にとることができます。

また
解釈のよりどころ となる
最高裁の公式見解である
『 判例 』 においても
判例は
個別具体的な事件をもとに
出されていますから
事案を抽象化して
共通項を探ったうえで
本件事案が
判例の射程範囲であるかを
考えます。

さらに
著名な学者の法律書
難解であることや
分量は少ないけれども
「名著」
呼ばれるものがあります。
これらは
抽象的な表現が用いられ
多様な解釈ができるので
読み方によっては
「 深い 」「 行間を読ませる 」
「 少ない字数で多くを語る 」
などといった評価がなされます。


大学受験生などの場合
現代文で
「 この文章を200字で要約しなさい 」
など
要約の問題を
苦手としている学生がいます。

考え方は
具体的 に書かれている言葉を
抽象化してまとめ
接続詞などでつなぎ
体裁が良くなるように
文章を整えればよいのです。

例えば
チワワ,ビーグル,コリー,
ボクサー,… と書いてあれば
抽象化して,まとめると
「 犬 」 です。

要約が苦手な人は
語彙力が弱い
ため
抽象化した
すぐ上の言葉が出てこない場合が
多いのではないでしょうか。


このように
「 抽象化 」,「 具体化 」の思考法
考え方の基本として
念頭に入れておくと
あらゆる分野で
応用することができるので
非常に役立ちます。


ビジネス書などで
この思考法を
ビジネスに応用したものが
多くありますが
原典である
S. I. ハヤカワの
この本を読んでおくべきです。

なぜなら
それらのビジネス書
二次的 に書かれたものであり
『 地図の地図 』 ですので
原典に書かれている
多くのものが落ちています。

『 抽象のハシゴ 』 の項目は
一部分であり
他にも有益となるであろう
項目が多くあり
全体を通して読めば
「 言語の機能と思考法 」
についての概念がわかります。


ただ
この手の
意味論や観念論などの哲学書は
形に表現できないモノを
言葉によって論じる必要があるため
どうしても,こむずかしくて
言っていることがわからなく
感じると思います。

しかし,慣れれば
この本は問題ないと思います。

学者でない方は
自分なりに解釈して
参考になった個所を抽出して
自分の血肉にすればよいのですから
是非当たってみてください。


私がこの本を知ったのは
『 政治家の本棚 』 という本で
元・官房長官で弁護士 でもある
仙谷由人 氏が
インタビューの中で
「法律をやる人はこれを読みなさい」
と,勧めていたのがきっかけです。


それでは最後に
この本と
私がこの本を読むきっかけとなった本
また
比較の例に挙げた
KJ 法の開発者である
川喜田二郎 氏 の発想法関連の
著書3冊を紹介します。


★ 思考と行動における言語 / 岩波書店

★ 政治家の本棚 / 朝日新聞社

★ 発想法 - 創造性開発のために (中公新書) / 中央公論新社

★ 続・発想法 - KJ法の展開と応用 (中公新書)/中央公論新社

★ 「知」の探検学 - 取材から創造へ (講談社現代新書 475) / 講談社


以上

読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月7日木曜日

裁判と一般意味論


法科大学院生など
法曹を目指す方々は
努力が実って
弁護士,検察官または裁判官となり
何らかの裁判に関係するはずです。

そこで
こんなことを考えてみたいと
思います。

アルフレッド・コージブスキー
提唱した
『 一般意味論 』
おいて
次のような格言があります。

①・・・
地図は現地ではない。

②・・・
地図は現地のすべてを
表現していない。

③・・・
地図の地図を作ることができる。


地図や現地は例えなので
これらの単語を
次のように置き換えて
その意味を考えてみます。

現地 = 事実
地図 = 言葉

言葉は文字として
文書化もできますので
その意味も含めます。


まず

『 地図は現地ではない。』 です。

裁判で被告人に
死刑の判決が
言い渡されたとします。

法科大学院の授業では
要件事実論や事実認定論などで
勉強すると思いますが
裁判は
緻密で論理的かつ合理的に
構築された手続きになっています。

犯罪捜査モノのドラマ を観ていると
劇中に犯行のシーンが出ます。

あれは
『 神 』 の目線 です。
裁判官は 『 神 』ではなく人であり
事件当時の現場は
見ることができません。

起訴状や供述調書,
尋問や自白などの
文書や言葉によって
判断するしかないのです。

事実があったとして
死刑を言い渡したものの
その後に
そのような事実はなかったとして
冤罪になるケースもあります。


言葉(文書)は
事実とは限らないのです。



次に
『 地図は現地のすべてを
表現していない。』

については

地図は
紙などに書かれたときに
現地の空間に対する
においや音,温度などの
鋭敏な感覚から
感じ取られるものや
その他の
現地の多くの情報が失われるように
現実のものが
言葉化されることで
多くの事実が抜け落ちます。

まして
“ こいつが犯人 ” ありきの
バイアスのかかった
検察官の作成文書であったら
さらに真実は見えなくなります。

対人関係についても
『 あいつは変な奴だ。』
という人物評を聞いたので
そう思っていたが
実際に会ってみると
他人の評価と全く違っていた。
などということがあります。

これは
その人の全てが
わかるはずがありません
その人の全ての情報を
言葉に表すことは不可能です。

言葉に表すことができるのは
切り取った,わずかな部分でしか
ないのです。
それに加えて
ステレオタイプなどが入ってきて
さらに,事実をゆがめます。



『 地図の地図を
作ることができる。』

については
厚生労働省 の 村木厚子 女史 の
『 障害者郵便制度悪用事件 』 で
検察官の証拠改ざんがあったように
事実ではない
架空の文書(言葉)をもとに
文書(言葉)を作れば
実体のないモノができます。

コミュニティにおいても
ありもしない噂を立てて
それが伝播していき
その人の名誉や心に
傷を負わせたとしたら
これほど卑劣で
むごいことはありません。

村木女史の場合は
弁護士が敏腕であったこともあり
無罪となりました。
しかし
敏腕な弁護士も
『 神 』 ではない
ので
事実(現地)は
見ることはできません。
言葉によって立てられた論理を
巧みに崩しているにすぎません。

このように
言葉は事実でないものを
作り出すことができます。
そして
言葉の言葉が作り出され
それが勝手に動き出します。

すると
紛争を生み出し
戦争を起こすこともあります。

・ 満州事変の 『 柳条湖事件 』
・ ベトナム戦争の 『 トンキン湾事件 』
・ 『 大量破壊兵器 』 とイラク攻撃

など,歴史をみれば明白です。


過激な表現になりますが

『 言葉や論理で
人を殺すことができます。』


そうですよね
でっち上げで戦争を始めたり

事実でない言葉により
論理を立てて
死刑判決が出される場合も
ありますから。

これらを踏まえて
言葉は気を付けて使う
ということです。

特に
これから
法曹になろうとする方々は
民事,刑事に関係なく
『 言葉や論理で人の権利を奪い
剥ぐことができる。』

ということを
頭に入れておいてほしいと思います。


最後に
この 『 一般意味論 』
コミュニケーションの方法
NLP
(神経言語学的プログラミング)
という
心理療法 にも応用されています。

ここでは
それらについても解説されている
実用的な
『 選択理論心理学 』

本を1冊紹介します。


★ よりよく生きるための心理学
- 9つの心理学と選択理論 
( 静岡学術出版教養ブックス ) / 静岡学術出版



以上

読んでいただき
ありがとうございました。

2016年7月4日月曜日

改正法の読み方と議員立法


法情報検索 各論 1 法令検索 11

法律案等の検索 2

★ 今回の主要リンク

◆ 日本法令索引 横断検索 - 株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律
http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/viewShingi.do?i=114002025

◆ 行政不服審査法案 - 衆議院・議案
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18605070.htm

◆ 日本法令索引 横断検索 - 行政不服審査法案
http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/viewShingi.do?i=118601070

◆ 行政不服審査法案 趣旨説明及び衆議院修正部分趣旨説明( PDF )1ページ目
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0002/18606030002024.pdf

◆ 国会提出法案 - 総務省
http://www.soumu.go.jp/menu_hourei/k_houan.html

◆ 行政不服審査法関連三法案の概要 - PDF
http://www.soumu.go.jp/main_content/000279329.pdf

前回は
議員立法について
述べましたが,
以前,
ある国会議員の
講演を聞いたときに

企業にとって,
裁判が長期化すれば,
費用も多額になり,
敗訴した場合は,
さらにそれが膨らむ,
という理由などから,
訴訟はリスクになるので,
できるだけ避けるようにしたい。

こういったことから,
経済界からの要請もあり,
会社法で争点となるところは,
できるだけ,
立法府において解決を図る
方向にある。

そのため,
社会経済の変化に合わせて,
改正も頻繁に行われるように
なってきた。

と述べられていました。

一方,
実務や司法試験などの受験勉強で
会社法を扱う場合,
条文がその都度付け足されていき,
○○条の2 といった
枝番が付いたり するので,
読みにくくなってしまいます。


国家議員と弁護士や裁判官 とでは,
双方,「 法律の専門家 」 ですが,
法律に対するとらえ方,読み方が
異なるようです。

(ちなみに,
講演を行った先生は,
弁護士でもあります。)

裁判官 は,
ストレートに条文が
当てはまらなければ,
法解釈や過去の判例から,
規範を立てて,
事案に当てはめる。

こういった解釈をします。

ロースクールは,
法曹養成の学校なので,
このような教育を行っています。

もちろん,
直接当てはまる条文があれば,
法律問題も存在しません。

翻って
国会議員 の場合は
問題が起こった場合に
当てはまる条文がないときは,
社会経済に変化に伴い,
要請があれば法律を創ればよい。

法律に問題があれば,
法解釈のみに
どっぷりと漬かることなく
法津を改めればよいと考えます。

このように,
それぞれに職業的気質があります。


会社法( 商法 ) 改正といえば,
私が司法試験受験生であり,
実務に就いていた頃,
「 株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律 」
( ストックオプション制度の導入に関する商法改正 )

について,物議を醸しました。

この法案は,
元法務大臣でもある,
「 ミスター議員立法 」
保岡興治 議員 外8名
の発議による議員立法
で,
当初は,
弁護士会や商法学者の一部から
批判の声がありました。

▼ ストックオプション制度の導入に関する商法改正法案の立法手続についての声明
- 東京弁護士会

http://www.toben.or.jp/message/seimei/post-31.html

▼ 議員立法のありかた - 大阪弁護士会
https://www.osakaben.or.jp/web/03_speak/iken_backnum/iken890127.php

立法のプロセスが
不透明などの批判などですが
( 1997当時 )

法制審議会の議事録
国会における会議録
法案に関するプロセスは
こちらから確認できます。

例えば,
① 法務省の法制審議会 ならば
http://www.moj.go.jp/shingikai_index.html
法務省トップページ
> 省議・審議会等
> 審議会

② 国会会議録検索システム
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_logout.cgi?SESSION=37875

または,
法令から検索する場合
例えば
株式の消却の手続に関する
商法の特例に関する法律
の場合は
日本法令索引 から
会議録がリンクされていますので,
検索が容易です。


▼ 日本法令索引 横断検索 - 株式の消却の手続に関する商法の特例に関する法律
http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/viewShingi.do?i=114002025
日本法令索引トップ
> 横断検索
> 検索結果一覧


前回も述べましたが
通常,基本となる法律の
制定・改正は,
法制審議会等の諮問機関で
意見聴取されたうえで
法案の策定がなされます。

学者様などの
有識者の顔も立てないと
いけませんからね…。


ただ,
議員立法すること自体は,
全く批判に当たりません。
日本国憲法第41条 の規定は
もちろんのこと,
先出の
保岡興治 議員 や
元官僚で法案に携わってきた議員

また,
山中貞則 氏 のように
財政や税制に関する勉強に励み
官僚以上に税に精通していたと
いわれる議員もおられました。

もちろん,
与野党問わず政策に通じている
議員方がおられます。


要は選挙の際に
マスコミが作り出した
擬似的な 一時の「 風 」でもって,
仕事のできる本物の議員を
落としてはいけない
ということですよ…。



ところで
法律の話に戻りますが
司法試験等の受験者や
法律実務に携わる方々で,
今度の法改正は
何が変わったのか
気になる方おられます。


予備校の改正法講座や
改正法条文集などを購入して
対応している方もいると思いますが
省庁のWebサイトは
情報が詰まっています
ので
存分に利用しましょう。

改正法の見方 については
第186回 国会( 常会 )において
内閣提出の
行政不服審査法案
平成26年6月13日 公布
法律 第68号

例にとりますと
法律案の最後 には
提案理由
述べられています。

理由
行政庁の処分又は不作為に対する
不服申立ての制度について,
より簡易迅速かつ公正な手続による
国民の権利利益の救済を図るため,
不服申立ての種類の一元化,
審理員による審理手続,
行政不服審査会への
諮問手続の導入等を行う必要がある。
これが,
この法律案を提出する理由である。

③ 行政不服審査法案 - 衆議院・議案
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g18605070.htm
衆議院トップ
> 立法情報
> 議案情報
> 第186回国会 議案の一覧
> 議案本文情報一覧
> 行政不服審査法案

提案理由 より
さらに詳しいものとして
担当委員会
または
重要法案においては本会議に
おいても,
内閣提出法案ならば担当大臣
議員立法ならば議案提出者から
「 お経読み 」 と呼ばれる,
趣旨説明 があります。

これらにより,
改正内容の大枠は
掴むことができます。

趣旨説明 は,
国会会議録 から検索できます。
先ほど述べたように
日本法令索引 からも
検索ができます。

④ 行政不服審査法案 趣旨説明及び衆議院修正部分趣旨説明
― 第186回国会 総務委員会会議録 第24号
― 平成26年6月3日(火曜日) 1ページ

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/186/0002/18606030002024.pdf

また,
総務省のサイトから,
国会提出法案

確認することができます。

⑤ 国会提出法案 - 総務省
http://www.soumu.go.jp/menu_hourei/k_houan.html
総務省トップ
> 所管法令
> 国会提出法案

ここには通常,
概要,要綱,法律案・理由,
新旧対照条文,参照条文

PDFで掲載
されています。

概要 については
図表を用いて
解説されているものもあり,
改正の全体像を
把握しやすくなっています。

▼ 行政不服審査法関連三法案の概要 - PDF
http://www.soumu.go.jp/main_content/000279329.pdf

このように,
改正法や新法の情報は
各省サイトにおいて
とることが可能です。

以上

読んでいただき,
ありがとうございました。

2016年7月1日金曜日

議員立法と国民の選択


法情報検索 各論 1 法令検索 10

法律案等の検索1

★ 今回の主要リンク

◆ 通過議案要旨集 - 衆議院
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Shiryo/yoshishu.htm

◆ 衆議院トップページ
http://www.shugiin.go.jp/internet/index.nsf/html/index.htm

◆ 参議院
http://www.sangiin.go.jp/

◆ 首相官邸
http://www.kantei.go.jp/index.html

◆ 日本-白書・年報 - 国立国会図書館 リサーチナビ
http://rnavi.ndl.go.jp/politics/entry/JGOV-hakusyo.php

◆ 衆議院の動き - 衆議院
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/ugoki/ugoki.htm


今年のカレンダーを見ると,
8月11日
旗日になっています。
国民の祝日に関する法律の
一部を改正する法律

平成26年5月30日法律第43号
により
制定された「 山の日 」 です。

この祝日の制定により
祝日の無い月は,
現在6月のみとなりました。

他方で,
この前までの報道では,
東京都知事 であった,
舛添要一 氏
政治資金の私的流用などの
「 政治とカネ 」 に関する
一連の報道があり,
政治資金規正法 の問題
またかとばかりに出てきました。

今年の常会では,

女性に係る再婚禁止期間
を前婚の解消又は取消しの日から
6箇月と定める民法の規定のうち
100日を超える部分は
憲法違反であるとの
最高裁判所判決

あったことに鑑みて,

民法の一部を
改正する法律

平成28年6月7日法律第71号

また,
取調べの録音・録画制度,
証拠収集等への協力及び
訴追に関する合意制度,
証人等の氏名等の情報を
保護するための制度等が創設され,
犯罪捜査のための
通信傍受の対象事件の
範囲の拡大や,
被疑者国選弁護制度の
対象事件の範囲の拡大等

盛り込まれた,

刑事訴訟法等の一部を
改正する法律

平成28年6月3日法律第54号

が制定されました。

その他には,
本邦外出身者に対する
不当な差別的言動の
解消に向けた取組の
推進に関する法律

平成28年6月3日法律第68号
いわゆる,
「 ヘイトスピーチ解消法 」

真珠の振興に関する法律
平成28年6月7日法律第74号

などが,制定されました。

第190回 国会 での
法律案の提出( 継続を含む )
及び 成立件数
次の通りです。

議員提出法律案
提出件数 … 100件
衆法 … 86件
うち,
継続審査に付された法律案・25件

参法 … 14件
うち,
継続審査に付された法律案・3件

成立件数 … 20件
衆法 … 18件
参法 … 2件

内閣提出法律案
提出件数 … 65件
うち,
継続審査に付された法律案・9件

成立件数 … 54件
注 )11件は継続審査から。


詳細は,
次のサイトで確認ができます。

① 通過議案要旨集 - 衆議院
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_rchome.nsf/html/rchome/Shiryo/yoshishu.htm
衆議院トップページ
> 国会関係資料
> 調査局作成資料
> 通過議案要旨集

各国会の閉会直後に作成。
当該国会に提出された
議案の審査経過,
通過議案の要旨及び委員会決議等
についてまとめたもので,
第168回国会(臨時会)
( 平成20年1月 )から
PDFで閲覧が可能です。

② 議案情報( 第190回 国会 議案の一覧 )- 衆議院
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/menu.htm
衆議院トップページ
> 立法情報
> 議案情報
> 第190回国会 議案の一覧

③ 議案情報 - 参議院
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/gian/190/gian.htm
参議院トップページ
> 議案情報

④ 最近における法律案の提出・成立件数 - 内閣法制局
http://www.clb.go.jp/contents/all.html
内閣法制局トップページ
> 最近の法律・条約
> 最近における法律案の提出
・成立件数一覧


法律は色々な種類のものがあります。

民法や刑事訴訟法などの
基本となる法律から,

祝日法などの,
国民へのプレゼント的な法律,

政治資金規正法のような,
議員の自律に関する法律,

ヘイトスピーチ解消法など,
人権擁護に関する法律,

復興支援に関する法など,
国民救済のための法律,

特定地域の振興や
特定の業界に対して
利益を図る法律などがあります。

国民の権利を制限し
義務を課したり,
利害調整を図るには,
法律の制定が必要です。

提出及び成立した法案を
眺めると,
次のような分類ができます。

①…
選挙の票にはつながりにくいが,
専門的・技術的な見地から判断し,
社会政策上,具体的な法整備の
必要性がある法案。


この場合は
内閣提出法案
多くなります。

これについては,
議院内閣制 のもと,
政府・与党の政策を実現
するために,
専門的な技術をもった各省が,
与野党議員や外部団体,
あるいは
関係する地方自治体や
他の省庁に対し,
綿密に根回しや折衝をしたうえで,
内閣法制局にて法文審査を経て,
事務次官会議にかけられてから,
閣議決定後に提出されます。

重要法案ともなれば,
提出過程で
有識者による審議会等を設置して
諮問や意見聴取をします。

また,
内閣提出法案は
与党の事前審査を得ている
ので,
国会の賛成を得やすいので
成立しやすくなります。

一方,
議員の発議による法律案 は,
野党提案 のものが多く,
与党の賛同を得にくいため,
成立に至ることが少ないです。

与党の政策に反対する
法案を発議しても,
成立しないのは当然であり,
委員会で審議すらしてもらえない
いわゆる,「 つるし 」 という
棚上げ状態にされ,
廃案になるものも多くあります。


②…
内閣提出になじまない法案。


この場合は
国会議員発議の法案
多くなります。

祝日法などの,
国民へのプレゼント的な法律や,
人権擁護に関する法律,
復興支援に関する法などの
国民救済のための法律は,

民意により直接洗礼を受けた,
国民に近い議員立法の方が,
法案の趣旨からしてなじみます。

また,
特定地域の振興や
特定の業界に対して
利益を図る法律に関しては,
族議員や有力な議員を出している
地域や団体の利益を図るために,
立法するというものであり,
特定の省庁が
率先して取り組むものではなく,
民意( 支持者の要望 ) を汲んだ
議員による立法が適しています。

田中角栄 氏 に例えるなら,
「 日本列島改造論 」 のもとで,
多くの土建関連の立法をしたり,
新潟 ― 東京間 に,
いち早く新幹線を通したり,
といったもので,
政治的パワーのある有力議員と
支援している業界や地域住民が
手を結ぶことで,なせる業です。

このように,
議員立法の法案の特色の一つ として,
選挙の際,
票につながりそうな法案が多い

ということです。

もう一つの
議員立法の特色
としては,
政治資金規正法 のような,
③…
議員の自律に関する法案
です。
これは,
特定の役所が
決めることではないので,
議員立法が相応します。

これに関し,
政治アナリストの伊藤惇夫 氏
ラジオやテレビで,
よく述べていることで,

「 議員に自分たちのことを
決めさせると,
徳俵が3メートルくらいに
伸びてしまう。 」

という比喩をよく使っています。

つまり,
改革したといっても,
特例を設けて
結局は 「 ザル法 」
なってしまうというものです。

そして
「 政治とカネ 」
の問題 があると,
「 違法ではない 」,
「 いや,道義的責任がある 」
という堂々巡りを行って,
国会が空転し,
マスコミが騒ぎ立てるといったように,
毎度これを繰り返します。

このように,
内閣提出立法 と 議員立法 には,
それぞれに 特色 があります。



ところで,
「 政治とカネ 」 の問題 は,
議員の「 政治とカネ 」 に対する,
国民のチェック,
という機能はあるかもしれません。

しかし,
政治には金は必要であるし,
前の,
小沢一郎 氏 の問題や,
今回の,
舛添要一 氏 も同様ですが,

ほとぼりが冷めたら,
あれは何だったのか?
といったことになっています。

特に,
小沢 氏 の場合
検察まで登場し,
それでも無罪なら,
検察審査会 という
謎の民意 まで出てきて,
国が小沢氏を軟禁状態にしたい
ということだけは,強く感じました。

舛添 氏 の場合 も,
都民の怒りの声として
インタビューを受けている人の
胡散臭さを感じたのは
私だけですかねぇ…。

このように
「 政治とカネ 」 問題
共通しているのは,
「 どうやら,
魑魅魍魎が
背後でうごめいているようだ 」

ということでしょう。

有権者 としては
週刊誌の
スキャンダルネタを基準に
判断するのではなく,本業である,
議員の政策立案や国会での仕事から
判断しましょう。


そのためには,
衆・参両議院や
政府等の公式サイトから,
議員の情報や立法,政策情報を
とることをおススメします。

情報としては,先にご案内した
立法情報や以下のサイト等を
参考にしてください。

⑤ 衆議院トップページ
http://www.shugiin.go.jp/internet/index.nsf/html/index.htm

⑥ 参議院
http://www.sangiin.go.jp/

⑦ 首相官邸
http://www.kantei.go.jp/index.html

⑧ 日本-白書・年報 - 国立国会図書館 リサーチナビ
http://rnavi.ndl.go.jp/politics/entry/JGOV-hakusyo.php
国立国会図書館トップページ
> 政治・法律・行政
> 日本
> 官庁資料
> 日本-白書・年報

各府省の白書へリンク していて,
それぞれの白書の発行年次
わかります。

⑨ 衆議院の動き - 衆議院
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/ugoki/ugoki.htm
衆議院トップページ
>国会関係資料
>衆議院の動き

平成11年・第143回 国会
( 臨時会 ) から

閲覧 できます。
なお,
平成21年・第171回 国会
( 常会 ) からは,
PDF形式で
提供されています。

委員会等の概況の議案審査等 で
提出法律案の要旨,主な質疑内容,
審査結果,参考人 等 が
確認できます。


国民一人ひとりが,
正しい選択をするには,
しっかりした,
メディア・リテラシー必要です。


以上

読んでいただき,
ありがとうございました。